自然界でのイモリ


イモリが生息しそうな風景イメージ画像

画像はイメージです。

「イモリは日本の平地から山地にかけて広く分布し、水のきれいな池・田んぼ・ゆるい流れにすむ。」
と、手持ちの本には書いてあります。

最近は「自然」が失われイモリの生息地も減少しているのかもしれませんね。
私は日本で言えば都会住まいとは言えない場所(県庁所在地ではありますが)に住んでいます。
しかし、我が家の近くでは見ませんね、イモリ・・・

それでも以前、イモリを実際に見た場所が2箇所ほどあります。
1箇所は県内の田舎、もう1箇所も妻の祖母の実家で旧・作手村(愛知県)です。
もう、何年も前になりますが祖母の実家で泊まった時の話し。
朝、起床して家屋の前を流れる小川を少し山の方へ歩いて行くとワサビが自生してまして・・
まぁ、教えてもらわなければソレがワサビだとは分からないのですが夏でも朝は涼しいその場所で自然のワサビが珍しいこともあり少し採ってみようかと思ったところ、ウジャウジャとおりました、アカハライモリが。
本当に「ウジャウジャ」と言う表現にピッタリで密集しておりました^^;
私が子供の頃にアカハライモリを飼っていたことがありました(知らないうちに消えた=脱走されたと思う)ので、それがイモリである事、無害な生き物である事は理解していましたが少し恐かったですよ(苦笑)

自生するワサビ
イモリと言うのはきれいな水(湧き水が望ましい?)ではあっても流れの急な渓流などには住めないようです。

飼育下でエサの獲り方をみていますと、歩行、泳ぎ共に敏捷には動けない感じがしますので水の流れが緩やかな場所に生息するのが納得できますね。

ついでに言えば、暑さには弱く乾燥にも弱いので私が見つけた場所などはイモリにとって絶好の生息地だったのではないでしょうか?

実際に自然下でイモリを発見したのはこれが初めてでしたので「赤い腹」とワサビの緑、そして冷たい水と言う少し日常生活とは違うシチュエーションでしたから記憶に強く残っています。

さて、この場所ですが山間部であり標高も低くは無い。
イモリには耳腺内に身体を守るための毒があるのですが生息地およびイモリが採取する食物により毒性の強さは依存、または関連があると考えられているようです。
つまり、自然採取以外の養殖などで入手した(ショップ等で販売されている?)イモリなら毒を持っている可能性は、あっても極めて低い、もしくは微量であると思われます。

逆に私が発見した、あの時のイモリは・・・
野生のイモリで標高の高い場所に生息すると言う事で、さぞかし強烈な毒を分泌していたのかもしれませんね。

自然下でのイモリの寿命と言うのは不明ですが飼育下で普通に20年近く生きるのであれば天敵のいない自然下でも長寿なのではないのかな?
野性のサルがイモリを仮に食べるとしても何匹も食べれば体調を崩しそうですし、あのワサビが密生した場所では鳥では発見できないと思う。


イモリの場合、オタマジャクシがカエルに育つのと同じように幼生体ではエラ呼吸、少し育つと肺呼吸になり陸地への依存度が高くなり、完全に成長すると水陸両用になるらしい。
と、言うことは成長の度合いにより生活環境が変化するので多くが自然淘汰されると考えるべきでしょうか?。

一見しますと「これで生きていけるのかダイジョウブ??」と思われるイモリですが無事、成体に成長した段階で厳しい生存競争に勝ち残った個体なのかもしれません。
「運」も大きく関わっているのかもしれませんが・・(笑)

そう考えないと我が家のイモリ(どんくさい)を見る限り納得できません^^;

マヌケな顔?

今日もモッサリと何も考えず生きるイモリ(笑)



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