ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)は悪くない

環境省外来生物法 要注意外来生物リスト


私が幼少の頃、(昭和40年代)にミドリガメを3匹ほど飼っていた記憶があります。
近所の金魚屋さんで親から買ってもらい小さなプラケースに砂利を入れ、エサは乾燥イトミミズのようなものだけ。
3匹のミドリガメは小さなプラケースに詰め込まれ、汚い水の中で飼われていたと思います。
「思います」と言うのは記憶が曖昧で思い出せないんですよ。

その後のミドリガメが、どうなったのか?・・・これも記憶にありませんが現在その3匹が私の手元にいないのは事実。

私と同世代の方なら同じような思い出があるのではないでしょうか?

多分、死なせてしまったか川に(当時、私の自宅の周りは田舎で川なども護岸工事などされていなかった)逃がしてしまったのでしょう・・・・・

ミドリガメが日本で人気になったのは、ちょうど私の幼少期くらいで、後から知ったのですが某お菓子メーカーさんが「アマゾンのミドリガメ」なるキャッチフレーズでキャンペーンを行ったのがキッカケだったそうです。

私は今、自分のWebサイトで「
カメを安易に買い、飼いきれないからと簡単に逃がすのは良くないです

・・・・と主張していますが、何のことはない・・私自身も過去に「同じ罪」を犯しているわけ。

もしかすると、近所の川で見かけるミドリガメは私が逃がしたカメの子孫かもしれません。

当時の風潮は「自然に帰してあげる」で通用していたのかもしれませんね。



今、日本の動物に関する法律を見ますと、

動物愛護管理法(正しい知識を持ち、責任を持って飼育する。むやみに繁殖させない。近隣に迷惑をかけない等)が定められ、特定動物 (カメならワニガメ) と言う動物愛護管理法の規定に基づき飼育するのに許可が必要な生き物があります。

また、外来生物法と言う日本の生態系を守るための法律も定められ釣り(バスフィッシング)愛好家の間でブラックバス論争などが論じられたことは記憶に新しいかと思います。

2008年現在、ミドリガメ(アカミミガメ)は「要注意外来生物」に指定されています。

流通量他、諸事情により(と、私は考えています)特定外来生物には指定されなかったものの、あまり良いイメージは持たれませんよね?

カメで言えばカミツキガメ(2008年12月現在)が特定外来生物に指定されています。
このあたりの「線引き」にはいろいろと議論がなされているようですが、ここでは触れません。

今更ですが^^;

私がここで言いたいのは「ミドリガメ」が悪いわけじゃない!と言うことです。
汚い水で飼育すればミドリガメに限らず「サルモネラ菌」による感染は起きます。


仮に、私が現在飼育中のミシシッピニオイガメが昭和40年代に人気が出てて流通量が増えていれば今頃はミドリガメと同じ扱いを受けていた可能性だって否定できません。

ミドリガメは「ペットブーム」の被害者であり被害者にしてしまったのは私を含む人間。

今、近所の川を見渡すと護岸工事が行き届き「災害」から人間を守るための手立てが整っています。
反面、川にはコイくらいしか生き物は見られません。

自然と人間の共存と言うのは難しいナ・・・と。

愛玩動物としてのペットは、これからどういう方向に向かうんでしょうね?

2008.12


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