我が家のクサガメ紹介


クサガメ(臭亀、Chinemys reevesii)

カメ目イシガメ科クサガメ属

分布:大韓民国、中華人民共和国(東部から南東部にかけて、台湾、香港)、
    日本(本州、四国、九州および周辺の島嶼)

特徴
背甲はやや扁平で、上から見ると細長く角張った楕円形。
椎甲板と肋甲板に3つずつ筋状の隆起(キール)がある。
背甲の色彩は褐色、灰褐色、黒などと変異が大きく、また成長に伴い黒みが強くなる。
背甲と腹甲の継ぎ目(橋)は大型。
腹甲や橋の色彩は黒や暗褐色。

頭部は中型だが、大型個体(特にメス)では頭部が巨大化(巨頭化)する個体もいる。
吻端はやや突出し、上顎の先端は凹まない。
頭部の色彩は暗褐色や灰褐色で、黄緑色の不規則な斑紋や斑点が入る。

幼体は背甲の継ぎ目(シーム)が黄色い個体が多いが、成長に伴い背甲は色が濃くなり黒ずむ。
オスの成体は虹彩も含めた全身が黒化(メラニスティック)し、皮膚の斑紋が消失する。

甲羅(背甲)に3本のキール(稜線)があること、甲羅の一枚一枚(いわゆる亀甲)が黄色の縁取りがあることなどで見分けることができます。
オスは成熟すると全身が黒色になります(メラニズム)。
「銭ガメ」は以前はニホンイシガメの仔ガメでしたが現在はほとんど本種の仔ガメです。
自然下でニホンイシガメとの交雑種が発見されており「ウンキュウ」などと呼ばれています。
ちなみにわきの下にくさい臭いを出す腺がありそのため「臭ガメ」と呼ばれているそうです。



生態
流れの緩やかな河川や湖、池沼、湿原、水田などに生息する。
昼行性だが、夏季には暑さを避けるため薄明薄暮時、夜間に活動することもある。
水棲傾向が強く水底を徘徊する傾向が強いが、陸に上がり日光浴を行うことも好む。
個体によっては陸づたいに水場を移動し、水溜りなどで見られることもある。

食性は雑食で、魚類、両生類、昆虫類、甲殻類、貝類などを食べる。
大型個体は二枚貝や大型の甲殻類も噛み砕いて食べる。
主に水中で採食を行い、陸上では食物を飲みこむことができる個体もいる。

繁殖形態は卵生。オスは水中でメスの吻端に頭部や前肢を
擦りよせるような行動で求愛し、メスが動きを止めオスを受け入れると交尾する。
水辺から離れた地面を掘り、日本では6-8月に1回に4-13個の卵を1-3回に分けて産む。
卵は2か月ほどで孵化する。幼体は夏季から初秋にかけて地表に現れるか、
孵化後もそのまま地中で越冬し翌年の春季に地表へ現れる。

と、こんな感じですが少し補足。 現在、国内で販売されているクサガメは大半が輸入個体であり純国産のクサガメのメスが大きい個体で甲長30センチを超えるくらい大きいのに対し、輸入個体はそこまで大きくなることはありません。
厳密に言うと同じクサガメでも種族が異なるわけで、飼えないから飽きたから・・と逃がすのは生態系を乱すのでダメ。

クサガメ自体は非常にヒト慣れし、言われるほど臆病ではないかと思われます。

 幼体は比較的、紫外線(太陽光)の要求量が高いようです。


では、我が家のクサガメの飼育環境を記載します。

 これが幼体で来た当初。(2009年9月)

・飼育容器:30センチ弱のプラケース
・陸場   :レンガを重ね水深をとり、甲羅干し用に拾ってきた石。
・濾過器  :テトラの外掛けフィルター、エアレーションを兼ねて水作スリムエイト(投げ込みフィルター)
・保温   :レンガの下(カメが触れない)に26度固定のオートヒーター
・ライト   :UVライトが1灯のみで熱量的にバスキングライトも兼用。

クサガメは泳ぎが苦手(見てても危なっかしい)なので水深は浅めにしたつもりですが、少し深かったかも^^;



エサは別の容器で与えるため、水換えの頻度は1週間弱で1回。

UVライトはUVB10.0タイプで少し強めですが太陽光に較べれば「非常に弱い」と思い、これを選択。
現在まで(と、言っても1ヶ月程度ですが)は問題なし。
我が家では他にセイブニシキガメを飼育していますが甲羅は10.0でも脱皮不良気味・・なので基本、ライトに頼らない。

エサはテトラ・レプトミンミニ、キョーリン・カメプロス、乾燥エビが主体で朝晩2回。
副食として、鳥レバーやメダカ、昆虫類、ミナミヌマエビ等、動物性のエサがメインです。

で、いくら幼体とは言え狭いような気がして飼育容器を大きくすることに・・・
将来的には90〜120センチ水槽を用意してあげたいのですが今回は衣装ケース^^;

  これが2009年10月

ホットスポット用にバスキングランプを追加(普通のレフ球:60W)
やはり飼育スペースは広い方が良いですね、カメも活動的になります。

  基本的に我が家ではシェルターを設置しません。

陸場は拾ってきた石、浅瀬をレンガ、水底には何も敷きません。(ベアタンク)

まだ来たばかりの幼体ですが、ヒトには良く慣れますね・・クサガメ。

 簡単な略図。 クリックすると大きく表示されます。

一応、これで甲長が5〜6センチ(1年くらい?)になるまで行く予定。(2009年10月)

と、思いきや・・クサガメの成長って意外に早いですね。
2009年12月の時点で衣装ケースが狭く感じるように・・・

86センチ×66センチの角型の大きなタライを準備。



しかし、器具類の設置がクサガメの水深に合わず予定変更で急遽120センチの水槽へ引越し。

 これが全体

 右方向に上部フィルター(60センチ用)と水中ヒーター

 左方向に陸場(UVライト、バスキングライト、夜間保温ライト)


120センチ水槽ですがスリムタイプ(奥行きは60センチ規格水槽と同じ)なので将来的には少しスペース不足かな?
その場合はタライを使用する予定ですが、現在はこれで十分かと思います。
当初はタライ中央に上部フィルターをレンガなどで支えて設置しフィルター上部を陸場にする計画でした。
そのあたりの経緯はコチラへ
濾過器は、成長に応じて強化していく予定。

と、言うことでクサガメも6ヶ月が経過し随分と大きくなりました。



そこで外部フィルターを用意することに・・
今回はエーハイムのクラッシック2215を選択。
一回り大きな2217でも良かったのですが現在使用中の上部フィルターも併用する&他の水槽で使用中の2217(寝室)が微妙にモーター音が大きいこともあり、2215(エーハイム純正の濾材が付属)にしました。



外部フィルターの排水を上部フィルターの濾過槽へ。
今まで水槽内に工夫して設置していた上部フィルターは本来の設置場所である水槽上部へ移動。

かなりスペースが空き、クサガメの行動範囲も広くなったかな。



陸場もレンガ1枚から2枚へ増やしノンビリとライト浴が出来そうですね。

以後も、変化があれば続けます。


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