クサガメ(カメ)の皮膚病治療と考察

私の誕生日に家族から贈られたクサガメの幼体(年齢にちなみ名前はヨンヨン)
多分、ホームセンターでの保管状況が良くなかったのか四肢に水カビのようなものが・・
臀部にも咬傷。
ここでは、その治療について記載します。

これが乾燥した状態での皮膚。
見た目は水カビ病っぽいのですがイマイチ自信が持てず、いろいろと調べてはみたものの結局結論は出ませんでした。

一応、症状は軽そうなので基本的には日光浴による乾燥と頻繁な水換えで自然治癒に期待すると同時に薬物も併用で行こうかな・・と。

何とか食欲はあるのでエサも栄養のあるもの主体で与える。

天気の良い日には外に出し、乾燥させて日光の殺菌作用に期待します。

子ガメなので、あまり負担をかけないように時間は1時間程度に。
天気が悪い日や都合で外に出せない場合は空き水槽にカメを入れて、下には保温用のシートタイプのヒーター、上からUVライトを照らします。

強制乾燥、これも時間は1時間。

今回使用したクスリは商品名「フランセチンT」、主成分は硫酸フラジオマイシン。
いわゆる抗生物質ですね。
これを患部に塗布して乾燥させます。
ただ、抗生物質の場合は副作用(この場合は腎機能障害)や重感染と言われるクスリで細菌Aを殺す、同時に抵抗を持つ細菌Bが現れ違う感染症・・と言うパターンもあるので長期は使用できません。
画像左のカメラ・フィルムケースに入ってるのはイソジン消毒液です。
これを綿棒に付けて患部に塗り乾燥させます。

もっとも有名?な対処方ですがイソジン(ポピンヨード)にも副作用はあるわけで、重大なものとして、 ショック、アナフィラキシー様症状(呼吸困難、不快感、浮腫、潮紅、蕁麻疹等)なんてのもありますから可能であれば短期での使用にした方が良いかもしれません。


皮膚病への対処は、常にキレイな水を保ち栄養のあるエサを与える。
利用できれば日光による殺菌、徹底した乾燥・投薬を継続させること。


最初の2〜3日が抗生剤、その後5〜6日がイソジン。
脱皮のような感じで下に新しい皮膚が出てきました。


水質を良く保つために小さなプラケース(30cm程度)から大きめの衣装ケースに飼育環境も変える。
水量が多くなり飼育スペースを広くとることでカメの運動量も増えます。
やはり、「病気の予防」は大切ですから飼育環境は整えたいですね。




クサガメの幼体なら、これくらいの大きさで良いでしょ・・多分。
水深は比較的浅くして溺死も防ぎます。



現在は食欲も旺盛、体重も増えて元気です。
エサは人工飼料以外に鳥のレバーやメダカ等を与えています。

2009.09.29

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